今日、日米貿易協定案が衆議院を通過しました。
私たち野党側は反対しました。なぜか。あまりに不確かな情報の中で進められようとしているからです。
農業については、本当にTPPの範囲内に収まったのか。とんでもありません。牛肉に関する合意についても、そのセーフガードは即見直しの規定があって、セーフガードにはなっていません。加えて農産品についての再協議規定まで盛り込まれているので、いつ何時トランプ 大統領から追加的な要求を突きつけられるか分かりません。
日本からの米国への自動車の輸出に関する関税について、撤廃されるという確約があるのかは結局、国会審議の中では明らかになりませんでした。トランプ氏が追加関税を本当にかけないのかについてもうやむやなまま。
こんな貿易協定は、我が国にメリットはありません。参議院での審議でも徹底的に戦います。