緊急事態宣言延長、の判断が下されました。全国、5月末まで。
今日の衆参の議員運営委員会での西村大臣の答弁、そして安倍総理による記者会見を通して、政府の考えを聞きました。
その上で思うのは、ひとつは、よく言われることですが、何を基準として延長を判断したのか、また今後解除を判断するのかということ。すなわち「出口戦略」の基準です。
新たに5月末まで国民に我慢を求めるわけですから、どうなれば緊急事態宣言が解除されるのか誰もが気になります。しかし客観的、具体的な「出口戦略」の基準は示されませんでした。
もうひとつは、5月末までどのように、国民生活、経済を支えて行くのかということ。この点では「第二次補正予算案をすぐに準備して支える」という発言があって然るべしでした。しかしそれは無かった。
これらの点は、さらに安倍総理に対して迫っていかなけれならない点です。
来週11日には衆参の予算委員会を開いて、安倍総理出席の下、このような議論を行なっていくことになると思います。