Go toキャンペーンの事務費、3095億円があまりに巨額なのではないかということが問題になりました。その通りです。
もともと国土交通省(観光庁)、農水省、経産省の三つ省に関連する事業であるGo toキャンペーンは、一括りにまとめて事業実施されることになっていました。ところが3095億円の事業費が高すぎると問題になったことを受けて、三省でそれぞれ分割して行うことに方針転換されました。
その大部分を占めるのは、観光庁のGo toトラベル。その事業費は2300億円にのぼります。いずれにしてもかなりの巨額。
赤羽国交大臣は、この2300億円の事務費を相当圧縮する、ということを今日のTV番組で述べました。
問題は、事務費を圧縮した場合には、予算自体を減額するのかということ。事務費を削るのであれば、それができた場合には予算自体を減額するのがスジです。
ところが政府はこれまで予算自体を減額するとは言いません。では圧縮できた分の予算はどこへ行ってしまうのか。また無駄に使われることはないのか。
事務費を圧縮するという意図は良いと思います。しかしそこで終わってはなりません。
この点、今週の国会、閉会中審査の中でしっかり問いただしていかなければなりません。