新型コロナウイルス感染症の感染急拡大に対して、菅政権は無策ではないか。
今夕のコロナ対策分科会で、やっとと言うべきか、Gotoトラベルの運用見直しを検討すべし、という提言がなされました。
明日、菅総理出席のもと、コロナ対策本部が開催されるということになったそうです。そうすると、今日の分科会の提言を受けた形で、明日の対策本部でGotoトラベルの運用の見直しを発表するのか。
ただ、そうなったとしても注意深く見ておくべき点があります。Gotoトラベルの運用の見直しと言っても、「都道府県が感染状況ステージ3に達したと判断した場合には」という前提条件が付く可能性があると思うのです。
そうなると、実質的には国が責任を持って判断するというより、都道府県に判断を丸投げするということになります。
ここは国が責任を持ってGotoトラベルの運用見直しを発表して、その一方、コロナで打撃を受けている旅行関係業界、飲食業界などに対して、直接の支援を行う方向への政策転換を併せて発表するべきです。
そのような強い、かつ首尾一貫し対応を菅政権ができるのか、見極めたいと思います。