衆議院農林水産委員会で質疑に立ちました。そして諫早湾干拓の開門問題を取り上げました。
これまで、先の安倍政権のもとでは、新しく農水大臣に就任したら就任後1ヶ月前後のうちには、佐賀県に来訪し、原告・弁護団や県・漁協関係者等との話し合いの場を持っていました。
しかし9月16日に農水大臣に就任した野上大臣は、その後2ヶ月も経つのに、全く現地訪問のそぶりを見せません。一体どういうことか、諫早湾干拓問題の解決に真剣に取り組んでいないのではないか。
厳しく追及したところ、野上大臣はやっと、「早期に訪問したい」と答弁しました。
この問題を解決するには、開門判決は確定しているわけですから、その方向を踏まえて、政府側が色々な知恵を出して、長崎の皆さんも納得できるような和解策を探っていくしかありません。
すなわち政府が一生懸命を汗をかかなければならないのです。ところがこれまでのところ政府の汗のかき方は全く足りない。
地元出身の議員として、しっかり政府を、開門を前提とした和解の方向に向けて押していきたいと思います。