第三次補正予算案の基礎となる、新型コロナ対応の総合経済対策が昨晩閣議決定されました。今日、その内容を政府からヒアリングしました。
補正予算案に反映される具体的な予算額はこれから決まってきますが、この総合経済対策を見るだけでも、その内容はよく分かります。
驚きなのは、新型コロナウイルスがこれだけ深刻に感染拡大する中で、感染拡大を防止することや、医療崩壊の危機と言われている医療現場を支える予算が少ないこと。
そしてその一方で、コロナとは関係のない、効果すら疑われるような事業が満載なことです。「とにかく規模を大きく積み増すべし」という与党からの圧力の中で、粗製濫造的に盛り込まれた感がありありです。
その意味で、この経済対策をもとに来週閣議決定されるであろう第三次補正予算案は、かなり問題をはらんだものになることは必至。
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|大串ひろしのオンライン国政報告会
約20兆円の第3次補正予算。肝心のコロナ対策はたったの2割!不要な、GO TOキャンペーン1兆円。3月末までに使うのか?