党の農林水産部門会議で、農水省との間でコメ政策の現状について議論しました。
空前のコメの余剰状態が続いています。来年産に向けて、30万トンとも40万トンとも言われる規模の減産が必要になる見通しです。
安倍政権下において、2017年以降にコメの生産目標を国が示すことをやめました。作る自由、売る自由、となったわけです。当時私たち野党側は、コメ余りを招くのではないかと、強い懸念を示しました。
果たして、その後年々コメ余りの圧力は強まってきています。私たち野党側の懸念が現実化した形です。
上記の規模のコメ余りですから、農水省はかなり思い切った対策を取らなければならないことは明らか。しかし現在に至るまで、農水省からはそのような策は出てきていません。