今日、私たち野党側として、政府与党に対して、臨時国会を来月7日から16日まで開催して新型コロナ対策のための予備費の積み増しなど、必要な補正予算案の審議を含めて行うべしと、申し入れました。
明日、政府は今年度予算の予備費の使用を決定します。私の見るところでは、これによって今年の予備費は当初予算化された5兆円から半分以下にまで減ります。
本年度予算においてはこの予備費くらいしか、直面するコロナ対策に使える予算はありません。一方で、現在の全国的な感染大爆発状態です。予算面の手当が足りるのか、極めて心配です。
そんな中、自民党においては9月17日から29日まで総裁選が行われます。その間、石破さんが記者会見で言っていたように、政治空白が生じます。その中で予算も足りないとなるととんでもないことになります。
したがって、私たちとしても予備費の積み増しであれば、協力しようという姿勢です。
自民党が、衆院選をにらんだ党内政局にのみかまけているのか、それともコロナ対策に空白を作らないように取り組むのか。とるべき態度は明らかです。国会を開くべきです。総裁選は行うのに、国会論議は行わないという理由はありません。