今日は唐津市で、先月の豪雨災害の際に広く冠水した集落地域を視察し、冠水した箇所の他、揚水ポンプ、樋管などの設備も見てまわりました。
この地区は平地ですが、すぐ近くに山間の地区がありここからの雨水が流れ込んできます。そしてこの平地の先に河川の堤防があり、それに堰き止められる形で広範な冠水が発生します。典型的な地形があります。
ところが、この地域に特徴的な大きな課題があります。それは、この平地に広く広がる農地が、近年郊外型の大型商業施設などでどんどん埋め立てられてきている、ということ。このために雨水の行き場所がさらになくなり、冠水がより深刻になっているのではないかという見方があります。