唐津市の中山間地区の棚田において、稲刈りが進んでいたので立ち寄ってちょっとおしゃべり。
天候のいい時にできるだけ刈り入れを進めようと、家族総出で頑張っていらっしゃいます。
「この前の台風は、大きな影響がなくて良かった」と。
この地区は、棚田での稲作に地区をあげて積極的に取り組んで来られたところです。そのような地区が佐賀県内にはいくつかありますが、どこにおいても農業従事者の高齢化、後継者の問題が重くのしかかっています。
この数年間だけでもその深刻さはグッと増しているのを、どこでも感じます。
このことは、日本の農業のめぐる現状の、象徴的な縮図なのではないかと思います。