今国会冒頭の、予算委員会審議の一日目でした。
ここにおいて岸田総理は、突然とも言える態様で、旧統一教会に対する、宗教法人法に基づく調査権の発動に向けた対応をとることを発表しました。
さて、この調査が解散命令請求に結実するのか。
今日、岸田総理は、いつまでに結論を出すのかということについては具体的には語りませんでした。
世論に追い込まれて、しぶしぶ、調査権に踏み込んだという印象です。旧統一教会の問題に決定的に取り組むことを決意したという感じではありません。
旧統一教会への過剰献金のために、長男を自殺という形で失った男性に対して、旧統一教会の幹部が突然訪問してきて、報道に出るなと言ってきたということです。改めて、この団体が持つ危険な性質を表しているのではないでしょうか。
岸田総理は、解散命令請求に向けて迅速に決断するべきです。