有明海西南部の海苔漁業の若手の皆さんと意見交換を行いました。
毎年続く不作の状況、特に今年は、厳しかった昨年以上の深刻さ。秋芽の海苔はほぼとれず、冷凍海苔はいまだにはりこみさえできていない状況です。
さらに今年は西南部だけではなく、中部、東部でも赤潮の発生で厳しい状況となっています。
昨秋の11月15日に、国会で水産庁と協議の場を持った際、今年の漁期においては東部にまでも深刻な被害が及ぶ可能性があると、私たちの方から指摘しました。それが残念ながら実現した形になっています。水産庁はその時の私たちからの指摘をしっかり聞いていたはずです。
佐賀県全域に赤潮の深刻な被害が及び、海苔日本一の県がこれだけの厳しい状況となっている中です。2001年の海苔大不作の時よりひどい状況だと、皆さんが口を揃えて言います。その際には、有明海特措法を作ろうという流れに至りました。