岸田総理が行おうとしている所得税減税と給付のミックス策は、どうも制度が複雑になり過ぎて、公平なものになるのか、疑問があります。
住民税非課税世帯は給付、所得税を払っている人は減税だということですが、その中間、すなわち税は払っているが所得が低いために減税による恩恵が少ない人にも給付を行うとのことです。
そうすると、この中間の方々については、給付と減税のミックスということになるということか?そうなると、住民税非課税世帯で給付を受けた「世帯」と、所得税を払っているために減税を受けた「人」との中間で、どのように公平性を確保しながら金額を決めるのでしょうか。
そもそも、「世帯」と「人」との間の恩恵の大きさをどう比べるのでしょうか。
政府与党の間でどのような議論が進むのか。注視しています。