経済政策– category –
-
経済政策
小泉進次郎の言う、大企業の解雇規制の緩和で、賃金が上がるわけがない
小泉進次郎議員が、自民党総裁候補としての政策の訴えとして、大企業における「解雇規制の見直し」、つまり解雇をよりしやすくなるような規制緩和を打ち出しています。私は、反対です。小泉氏は、これまで日本では賃金が上がってきていないとして、労働者... -
経済政策
知恵で稼ぐ、知財大国の日本へ
党の弁理士制度・知的財産制度改革推進議員連盟の総会を開催しました。私は、かつて内閣府大臣政務官として、知財戦略を担当した時から、弁理士制度、知財制度に深く関わり、この議連でも会長として活動しています。今、円安が大きな問題となっています。... -
経済政策
円安の流れ…「稼ぐ力」を失った日本
円安懸念が続いています。どうなるんでしょうかとよく尋ねられます。超短期的な要素として、為替介入は効くのか。一定の効果はあるかもしれません。しかし、今行っている「ドル売り円買い」介入のためには、流動性の高いドル資産を多く持っておかなければ... -
経済政策
アベノミクスが残した、日銀の「ひずみ」
日本銀行が政策を修正して、ゼロ金利を解除、イールドカーブコントロールをやめるなどの方針を決定しました。今の経済の状況を前提とすれば、このような修正を、市場と丁寧に対話をしながら行うことは是認できます。しかし忘れてはならないことは、アベノ... -
経済政策
賃上げを「働きかける」だけでなく、実効性のある具体策を
岸田総理は今日の経済財政諮問会議において、自分が先頭に立って賃上げを「働きかける」と述べたそうです。働きかける…それはそれで良いとは思いますが、政府としてもっと実効的に取り組むべきではないか。岸田総理は賃上げに向けて政府として行っているこ... -
経済政策
給付は国難に限る?岸田総理、迷走の度合いを深める
今日、岸田総理は、自民党の役員会で、給付というのは災害級の国難というような事態に限るべきとの、新しい考え方を述べたと。所得税減税という手法を正当化したいがための発言だったと思いますが、だから所得税減税がいいのだと、素直に理解できる人はい... -
経済政策
給付と減税のミックス策、とてつもなく複雑な制度になるのでは
岸田総理が行おうとしている所得税減税と給付のミックス策は、どうも制度が複雑になり過ぎて、公平なものになるのか、疑問があります。住民税非課税世帯は給付、所得税を払っている人は減税だということですが、その中間、すなわち税は払っているが所得が... -
経済政策
なぜ「給付」でなくて、「減税」なのか
予算委員会での本格論戦が、衆議院からスタートしました。我が党からも長妻政調会長らが質疑に立って、物価高対策など議論を交わしました。今、最大の政策論点、岸田総理が打ち出した「所得税減税」についても当然議論が及びました。なぜ、あえて所得税減... -
経済政策
岸田総理、所得税減税に触れず…どこまで本気なのか
今日の衆議院本会議、岸田総理が所信表明演説を行いました。岸田総理はその中で、経済を重視する姿勢を示しましたが、問題は、では具体的にはどうなのか、です。岸田総理の考えは一貫しているのか。例えば注目されている「所得税減税」について、先週後半... -
経済政策
経済対策の5つの柱……問題はその具体的な中身
岸田総理が、これから取りまとめるとしている経済対策に関する考え方を記者会見で述べました。これをもとに各閣僚に対策取りまとめの指示を出すと。内容を見ると、特筆するような項目はありません。取り立てて新味はなし。例えば5番目の柱として「国民の安...