能登半島地震への対応について、今日、与野党の党首会談が行われました。
この会談に向けて、私たちからも、現場からの声などを踏まえながら、1 当面の災害対応について、2 被災者・避難所への様々な支援について、3 政府、自治体の対応について、4 生活・産業関連の支援等について、と分野を分けつつ、全部で31項目の提言を政府に届けました。
私はここまでの政府の取り組みを見ていて、自衛隊の派遣が小出しであったのではないかとの印象を受けています。岸田総理は発災翌日の1月2日に1000名の自衛隊員の派遣を決定しました。その後3日には2000名に増員しました。4日には4600名に増員しました。そして5日には5000名に増員しました。
2日に1000名派遣と聞いた時に、少ないのでないかと感じましたが、結果として3日のうちに5000名まで増員しなければならないような規模の災害だったわけです。見通しが甘かったのではないかと思います。
私たちは東日本大震災に対応した経験があります。その経験を踏まえて提言できることもあります。
ぜひ政府には、党派を超えて声を受け止め、災害対応に当たって欲しいと願います。