裏金問題への対応について、自民党はいまだに国会で議論する改革案すら示せていません。それどころか、そもそも改革案を法案の形で国会に出すのかすらはっきりしません。
そんな中、昨日の討論番組において、自民党で改革案のとりまとめの任を負っている鈴木馨祐衆議院議員は、野党からの批判に対して、自民党の力を削ぎたい政局的な話しと再発防止がごっちゃになっている、などと極めて歪んだ認識にもとづく発言をし、大きな反発を呼びました。
さらに今日、参議院において、政治倫理審査会にまだ出てきていない29人の裏金議員について、結局自民党は全員が不参加ということを明らかにしました。
裏金問題が顕在化してもう半年が経とうとしています。この期に及んでもまだこのような対応しかできない自民党は一体何なのか。裏金問題を起こし、政治を長らく停滞させていることの反省のかけらも見えません。
政権を代えなければならない。