自民党総裁選、河野太郎氏が出馬表明。その中で、裏金問題について、それぞれが裏金の金額を返還することでけじめとする考えを述べました。
返還するだけで「けじめ」となるかは、大いに疑問です。すでに裏金は使われています。裏金を何に使ったのか、実態解明を放棄することは許されません。
先に、石破氏が、裏金議員は次期選挙の党公認候補とはしない旨を示唆して話題となりました。石破氏は一日でその考えを軌道修正してしまいましたが。
しかし、いずれにしても裏金問題にどうけじめをつけるかが、自民党総裁選の大きな争点であることは間違いありません。その点で言うと、次期選挙での非公認、そしてそこに別の候補をちゃんと立てる、というのがスジの通ったけじめの付け方だと思います。
この争点に各候補者がどう対応するのか、注視しています。