教育勅語について、今日、BSフジテレビの「プライムニュース」に出演しました。
教育勅語は失効し、唯一の根本的な原理として指導することは不可だが、憲法や教育基本法と抵触しない限り教材として使うことも可、という答弁が戦後のほぼ一貫したスタンスだということはわかります。
しかし、今の安倍政権において、スタンスの変更が認められます。昭和58年に、島根県のある私立高校が教育勅語を生徒に唱和させていたことに対して、当時の文部大臣は不適切という考えを明らかにしていました。しかし今の安倍政権は、塚本幼稚園で毎朝教育勅語を園児に唱和させていたことを不適切とは答弁しませんでした。明らかにスタンスが変わっています。
これが私が言う、安倍政権において戦前回帰の動きが見られる、ということの証左です。
もしそうでないと安倍総理が言うのであれば、園児によると教育勅語の唱和は不適切だと、明らかに答弁すべきです。