裁量労働制拡大や、高度プロフェッショナル制度導入などを含む働き方改革法案の断念を迫る私たち野党側。これに対して、政府与党側は明日回答をすることになっています。
さて、裁量労働制に関してこれだけデタラメなデータで議論をしてきたことが明らかになった中、これを含む働き方改革法案を政府は何ごともなかったように国会に提出し、成立を図るなんてことができるものだろうか?
データに不備があったことは政府も認めています。問題は、そんな誤ったデータに基づいた議論をもとに裁量労働制の拡大が提案されていること。
普通に考えれば、もととなるデータが間違っていたのだから、再度適切なデータを取り直して、検討をやり直すのがスジ。すなわち法案はいったん白紙にすべきです。
それでも安倍総理は、強引にこの法案を推し進めようとするのか。明日は大事な日です。