昨年秋の国会で、「生煮え」と言われた中で強行採決された、外国人労働省受け入れの法律。あと10日あまり、4月1日から施行されます。
施行に向けた準備状況を国会でも法務省に対して説明を求めてきていますが、依然としてかなり曖昧な点が多いことは否めません。
国会審議で問題となった、「技能実習生として働いている外国人が、新しい外国人労働者資格で、賃金の高い都市部に移動してしまうのではないか」という論点に対しても、いまだに法務省からはこれを避けるための具体的な対策は示されていません。
これは一例。他にも「生煮え」な点は多々残っています。本当にこんなことでいいのだろうかという思いは拭えません。
ここにこそ、国会の「行政監視機能」の発揮が求められます。