外国人労働者に関する入国管理法改正案については、明日衆議院本会議で審議入り。
この法案、骨組みだけのものであって、具体的なことは全く決まっていない「ドンガラ」法案であることが、日に日に明らかになっています。
加えて、そもそも、この法案の根底にあるように、「都合よく」外国人労働者の皆さんが日本で働こうと選んでくれるのかという、基本的な論点があります。
日本の最低賃金は、都道府県によって異なりますが700円台から900円台。他方、他の国で見れば、韓国ですら全体的に見ると日本を上回るレベルとも言われ、よく引き合いに出されるオーストラリアなどは、業務内容にもよりますが、1500円程度などとも言われます。
これが現実。そんな中、このドンガラ法案が狙うように、日本にとって都合の良い形での外国人材募集がうまくいくのか。根本的な問題です。