株価急落。日経平均は終値で2万円を切りました。世界全体での株安の動きは緊張感をもって見守らなければなりません。
トランプ政権が仕掛ける貿易戦争が、投資家の不安感を呼んでいると言われています。しかし、私はそれが根底にある要因ではないと思います。
根底にあるのは、世界経済全体の循環。この数年間は世界全体が好循環の下にあったと言えます。それがこれから逆回転していくリスクがあるということだと思います。そこにトランプ政権の政策の不確実性が重なったわけです。
逆に言えば、安倍総理がアベノミクスの成果と誇ったものは、その大部分は世界経済の好調に支えられたものでした。ですからその真価が問われるのはこれからです。