これまでの景気回復局面が、本当に「いざなみ超え」だったのか?ということを数日前にこのブログにアップしました。
そうこうするうちに、今日、内閣府は景気動向指数1月分の速報値を発表し、一致指数に関して、「下方への局面変化を示している」との判断を示しました。これまで「足踏み」としていたものから、下方への修正です。
「下方への局面変化を示している」と内閣府が判定するとは、何を意味するか。内閣府によれば以下の通りです。
「事後的に判定される景気の山が、それ以前の数ヶ月にあった可能性が高いことを示す」
すなわち、1月から数ヶ月前に、既に景気に山を超え、景気下降局面に入っていた可能性が高いということです。
すなわち、「いざなみ超え」ではなかった可能性が高いということ。1月末に茂木大臣が「『いざなみ超え』の可能性がある」と述べたのは、一体何だったんだという感じです。
景気下降局面、そして10月の消費税率引き上げ。さて、安倍総理はどう判断するか。