今日、衆議院厚生労働委員会、地方創生特別委員会とふたつの委員会で質問に立ちました。
厚生労働委員会は統計不正問題に関する集中審議。厚労省特別監察委員会の荒井委員長代理が出席だったので、「意図的な隠蔽とは認められない」という報告書の内容について、何をどう確認したのか問いました。これに対しては相変わらず「隠蔽があったのではないかという論点があったので、調べたところ隠蔽があったということが言えるところまでは確認できなかった」という趣旨の答え。
意味するところは「確認できなかった」ということであって、つまり肝心のところが確認できていない、ということ。これでは何のために追加調査まで行なったのか、全く意味がありません。一体何のためだったのか、というところまで突き詰めてこそ、特別監察委員会の役割を果たしたということになります。
荒井委員長代理は、元名古屋高等裁判所長官を務めた人物だということですが、よくこんなツメの甘い調査報告でよしとしたなと、理解に苦しみます。