衆議院予算委員会で質疑に立ちました。第二次補正予算案の審議です。
取り上げたのは、昨日ご報告したように、10兆円もの予備費の問題と、持続化給付金の支給事務の不透明な委託・再委託の問題。
特に後者について明らかになったのは、いかに経済産業省が、本事業を委託したサービスデザイン推進協議会、あるいはそこから再委託された電通における当該事務の実態を知らないか、ということ。
サービスデザイン推進協議会からの電通への再委託、電通から電通子会社への再々委託、電通子会社からその他の会社への再々々委託。その実態は昨晩サービスデザイン推進協議会が記者会見で明らかにしたのですが、その内容を経済産業大臣は把握していませんでした。
そのような状態で、持続化給付金という、事業者の皆さんにとっては命綱のような大切な支援策の給付業務をきちんと行えるのでしょうか。大変心配になりました。
安倍政権は来週で国会を閉じようとしています。そうなると持続化給付金に関するこの不透明な実態もチェックできなくなります。
そうなってはいけません。国会が閉幕しても、必要なタイミングで事業の進捗状況をチェックできるよう与党に求めていきたいと思います。