4月になりました。年度が変わり、様々な物価が一斉に、さらに引き上がったということが連日報道されています。
今週末、地元に戻って、現場の声を聞いています。
ある建築業に携わる方からこんな話を聞きました。
家を作る時に基礎に使う材木について、ヒノキは特に高価なわけですが、以前であれば一本2千数百円というレベルだったものが、今は8千円、1万円というレベルに上がってきていると。驚きの上昇幅です。
「注文される方々も驚かれています。物価が急速に、大幅に上がっているものだから、見積もりを出すの本当に難しくて…例えば3千万円の家が百万円上がりましたというのであれば、まだ見積もりを出せるが、そんな幅では全然なくて…」と。
岸田総理は、物価高騰対応の経済対策の取りまとめに1ヶ月近くかけるようようですし、予備費だけで対応する姿勢です。遅いし、小規模過ぎる。国民生活の実態を全く理解していないのではないでしょうか。