政府は紙の健康保険証を来年12月2日で廃止し、マイナ保険証に統合する方針であるとの報道があります。
本当にこれでいいのでしょうか。
マイナ保険証については、今年の11月までにいわゆる検証作業が行われました。しかしその結果、マイナ保険証に対する国民の信頼が向上しているかというとそうではないのではないか。
何より、現在マイナ保険証の利用率は5%以下。これが全てを物語っています。病院に読み取り機はあっても、ほとんど使われていないままになっているという現状を各地で聞きます。
この利用率を、あと1年で100%に向かってどれだけ上げていけるのか、かなり疑問です。
何より、今の岸田政権は国民の信頼を完全に失っていて、このような重要な事柄を決定する正当性を欠いていると言わざるを得ません。