この数日間揺れ続けた、藤井財務大臣の辞任問題。今日、辞表は受理され、菅副総理が後任を兼務することになりました。
予算編成過程というのは、藤井大臣も記者会見で述べていましたが、相当大変な作業で、重圧も極めて大きなもの。その中で懸命に頑張る藤井大臣の姿を前に、野田副大臣らともに、「時間を見つけて少し休んでもらったほうがいいんじゃないか」と、話し合ったこともありました。
その予算編成が終わった直後からの藤井大臣の休養・入院。政治家は病院に入るようなことがないと、キチンと休養がとれないものです。ですから、藤井大臣の入院を聞いたときは、私は正直ほっとした思いさえしたほどでした。
結果として藤井大臣は、健康上の理由から辞任されました。体を張って、懸命に民主党としての初の予算案を作られた仕事振りに敬意を抱くとともに、心から「お疲れ様でした」と申し上げたいと思います。
後任を引き継がれる菅副総理は、予算編成の一番大きなヤマのところを、藤井大臣とともに乗り越えてきた人。急な交代ではありますが、これからの国会審議に的確に対応されると思います。