大連立はなるのか、ならないのか。ある時はなりそうに見えて、またあるときはなりそうに見えない。そんな様子に、色々なところから「どうなっているの?」と質問が寄せられる毎日です。
確かに、大震災からの復旧・復興という極めて大きな課題を前に、大連立を行うということは理があります。しかし政治の世界の物事は、そう単純には動かないのかもしれません。今のところ野党側での大連立への機運は高まっていないように見えます。
しかし、まだまだこの点での動きはあると思っています。それが大連立という形をとるかどうかは別として、目の前の、震災関連特別立法をどのようにするのか、震災対策補正予算をどうするのか、といった課題に対する答えは、いずれにしても出していかなければならないわけで、そのためには従来の与党・野党という枠組みを超えた、大きな意思決定が、やはり必要になります。しかもそう遠くない時期に。
ですから、まだまだ、動きがあると私は思います。


