今日の衆参本会議において、第95代内閣総理大臣として、野田氏が指名されました。
これと並行して、野田新執行部の体制作りも進んでいます。まずは幹事長などの骨格を中心に、ひとつひとつ固めていく方針です。
今回の代表選において、野田氏の演説内容などの素案作りに携わらせていただきました。
特に、代表選当日の全国会議員の前での演説は鍵です。そして、多くの国会議員は、今度こそ党をしっかりまとめる人間力、胆力のある人物であるかを注目するだろうと私は思い、「民主党のひとりひとりの仲間を大切にし、排除の論理はとらない」というくだりを素案に取り入れて、野田氏に渡しました。野田氏は演説内容を自分自身で考えた上で、この点を演説に入れてくれました。聞いていた国会議員の仲間はしっかり受け止めてくれたと思います。
さて、これまで内定している党首脳人事は、党のまとまり強化に向けた野田氏の考えをあらわしていると思います。今日の首脳レベル人事を皮切りに、党全体がまとまっていけるような人事構成を成し遂げてくれることを期待しています。



