そのひととなりを表すように、派手さはないものの手堅くスタートした野田新内閣でしたが、いくつかの閣僚等の不適切な発言が問題となっています。
閣僚として国政を運営する立場にある者は、特にその発言のひとつひとつに慎重な上にも慎重な態度で臨まなければなりません。それは国会の場であれ、テレビ出演の時であれ、記者会見の時であれ、あるいはオフレコの記者の皆さんとの会話の時であれ、さらには一般の会話の時でも、です。
私も、政府・内閣の一員たる財務大臣政務官としてこれまでも働いてきた時、国会、マスコミの前など公の場で、あるいはそれ以外の内輪の場でも、大変細かく気を使いながら発言してきたつもりですし、今後も内閣府大臣政務官としてそうしていくつもりです。
今回の一連の不適切発言の責任をとって、鉢呂氏は経済産業大臣を引責辞任しました。私たちは、新内閣として国民の皆さんの期待に応えるべく、真摯にかつ全力で働いていく覚悟です。それが不適切な発言で信頼を損ねることは絶対にあってはなりません。重ねてではありますが、慎重の上にも慎重な発言が肝要です。