「すべてのB型、C型肝炎患者の救済を求める」患者団体の皆さんと、地元で意見交換を行いました。
C型肝炎については、平成20年1月に施行された「C型肝炎救済特別措置法」によって、患者の皆さんの救済スキームが動き出しています。一方で、まだまだこの救済対象となるかどうかがはっきりしなくて大変不安に感じていらっしゃる方々も多くいらっしゃいます。そのため、対象となるかどうかの基準の明確化や、あるいは救済を求める期限(25年1月まで)を延長することなどが要望されています。この点で政治の意思が求められています。
B型肝炎については、24年1月に「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」が施行され、国の責任でB型肝炎に感染された患者の皆さんへの救済スキームが動き出しています。動き出してまもないスキームですが、さらに順調に進めていく必要があります。
その他、全体的な肝炎対策の強化が求められています。政権交代後、インターフェロン治療などへの助成の拡充を行い、ひとりあたり1万円/月の個人負担を上限するとするような負担軽減なども行なってきました。その結果、肝炎対策予算全体は238億円へと増加してきていますが、さらに改善の余地をめぐって検討を進めていかなければなりません。
昨年、党の政策調査会副会長を務めていた際、党肝炎対策プロジェクトチームの座長代理を務めました。私自身肝炎対策には人一倍力を入れてきたつもりです。今日患者の皆さんと意見交換をしながら、さらなる課題をいただきました。頑張ります。