今日は、早朝、民主党の先輩議員が定期的に開催している、朝食会兼勉強会に参加。今日の講師は、日経新聞政治部論説委員の田勢康弘氏。
その後、午前中は党内での会議等に参加。昼は、横浜の親戚が議員会館を訪れてくださったので、一緒に昼食。
午後は、衆議院本会議に出席したあと、党総合政策企画会議の打ち合わせ会合に参加。
その後は、夕刻に急いで羽田空港へ移動し、福岡便に飛び乗る。福岡到着後、あさっての投票日に向けて最後の訴えをして戦っている、同士の佐賀市議選候補の総決起大会などに参加して激励。(写真)
ところで、今朝の田勢氏の講演は大変有意義でした。「なぜ今回の総選挙で民主党は負けたのか」。これに対する田勢氏の答えは、「民主党は改革を訴えながらも、郵政民営化への中途半端な対応を通じて、本当に真剣に改革を求めている党なのかと、国民の眼に『ウソっぽく』見えた」との分析。
そんな民主党の「ウソっぽさ」に対して、小泉総理は、法案が参議院で否決されるや、即座に衆議院を解散し、全選挙区に刺客候補を立ててと、その攻め方には「ウソっぽく」見えないところがあった、ということ。
ここから導き出される教訓としては、民主党は「ウソっぽく」見られないように、真正直にありのままの姿をさらけ出していくべき。すなわち、党内のいろいろな意見の対立や、衝突があること、そしてそんな衝突を経ながらもとにかくいい改革を提示できるよう頑張っているということを、包み隠さず外に見せていくべきこと、というのが田勢さんのアドバイスでした。
なるほど、と思いました。確かに党内にはいろいろな意見対立があるわけで、これをあえて見せないようにすると、「隠そうとしている」と見られるでしょう。本当にいい改革に向けて頑張っているのであれば、そんな対立があることも、正々堂々と外に向けて出していっていいのではないかと思います。
国民の皆さんの、政治に向けた視線は、大変シビアになってきていると思います。そのようなシビアな目線に対しては、ありのままをさらしていくのがいいでしょう。それがいわゆる、説明責任、アカウンタビリティーというものです。
こういうことも、今後党の総合政策企画会議の中で、党再生の一方策として打ち出していきたいと思います。
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☆ヤンキー日本を変える☆
のカズマです(^^)
よいブログですね。これからもちょくちょくお邪魔させてください(^^)
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カズマさん、注目ブロガーのカズマさんに見ていただけるのは光栄です。役人時代からの経験ですが、自分のボロを隠そうとするとさらに叩かれる、というのがよくわかりました。したがって、すべて外にあらわす、これが基本だと思っています。ブログはそのための貴重なツールです。これからも宜しくお願いします。