今日は、行革特別委員会の締め括り総括質疑の日。つまり、今日で委員会審議は最後で、採決までいたる日でした。
行革推進法案という、重要法案の締め括り総括質疑ということで、今日は総理および全閣僚出席、テレビ中継入りという中での審議。
午前中は、私は答弁者席に座って、同僚議員からの民主党の対案についての質問に対して答弁をしました。
午後は、民主党案に対する質問はなく、逆に私は3時から30分間、初めて総理+テレビ入りの中で質問(写真)。前の予定が延びた関係で、私の持ち時間が6分ほど短くなったので、全体を早足で質問していかなければなりませんでしたが、行革推進法案(政府案)の全体的な問題点、地方分権、天下り対策の視点が欠けている点などを指摘しました。
答弁、テレビ入りでの質問という、私としては大役を終えてほっとしていたのもつかの間、私のすぐ後に、あの渡部恒三国会対策委員長が質問に登場しました。
私の質問の時間帯のころから、マスコミの方々が急速に増えたな~と思っていたのですが、案の定、渡部委員長の質問を追ったもの。
渡部委員長、26年ぶりの質問だったそうです。あの会津なまりの、やさしい、とつとつとした語り口で、小泉総理に「あなた」と語りかけながら、小泉改革の結果、人々の間の所得格差や地域間格差が拡大していることの問題点、その面で政府がしっかりしなければならない点などを的確に指摘されていました。
その論の運び、雰囲気作り、また時折、カメラのほうに体を向けながら話す演出など、思わず「さすが!」と言いたくなるような、25分間の質問でした。いい勉強になりました。
夜は、千葉7区の補欠選挙の応援に参加。新松戸駅前で同僚議員たちとともにビラ配り。「頑張りなさいよ」と言ってくださる方も多く、思った以上にいい反応があったという印象です。しかし、同じ駅前で対抗候補の陣営も同じくビラ配りをしていて、その動員されている人数は、我々の数倍。改めて組織の力の違いを見せ付けられた気がしました。
しかし選挙は組織力ではありません。最後まで、ひとりひとりが応援に入って、組織とは無縁の「声なき声」の層にしっかり訴えかけ、何としても勝たなければなりません。
コメント
コメント一覧 (1件)
大串議員の質問見ましたよ!国会を身近に感じました。さて、大串さんの次の質問者が渡部恒三国会対策委員長だったですね。流れで見ていましたら、最初っから、小泉首相に「あなた」呼ばわりで、竹下首相の頃のエピソードも交えながら、民主党案に対する与党の審議拒否をやめさせるなど、素晴らしい内容でした。
大串議員もがんばってください。