国会会期は何のためか

　今日は、朝、事務所で打ち合わせのあと、川崎みのるさんとともに、佐賀市内での会合に出席してご挨拶。（写真）

　その後は、嬉野市内、白石町での挨拶まわりの一日でした。

　今週は国会会期最終週。明日の午前中の委員会出席のため国会で、今日の夜上京予定だったのですが、夕刻連絡が入り、明日は委員会は開催されないとのこと。与党側は審議に前向きではない様子。

　加えて、私の所属する委員会ではありませんが、今週予定されていた決算行政監視委員会も、与党側が開催に後ろ向きとの話しが聞こえてきます。

　与党は先週末に社会保険庁改革法案や「天下りバンク法案」などを強行採決し、それ以外は逆に審議は不必要との考えでしょうか。これ以上新たに委員会審議を行うと、年金問題や、さらには久間大臣の発言などを追及されるので及び腰なのだと思われます。

　しかしこれでは何のための会期延長だったのか、と言わざるを得ません。国会会期は今週木曜日までです。その結果、参院選投票日も1週間遅らせるという、税金の面でも国民の手間という面でも、コストの高い方法を選んだのです。自分たちが望む法案についてのみは、強行採決までも行ってこれを通し、それらが終わってしまうと、今週はもう審議を行わない、ということであれば、国会会期とは一体何なのか、との思いにとらわれてしまいます。

　最後まできっちりと、やるべき仕事はやるべきだと思います。