基礎年金の全額税方式

　今日は、午前中、事務所で打ち合わせを行ったあと、大町町で行われた、「九州ふるさとの森づくりIn大町町」に参加して、ボランティアとしてボタ山（昔の石炭山）の植林活動を行いました。（写真)

　午後は、神埼市で支援者の方のお宅を訪問したあと、小城市に戻り、法要への参加などでした。

　夕刻は小城市で行われていた行事に参加したあと、夜は小城市の支援者の方々と懇親会でした。

　さて、自民党総裁選挙は明日行われます。これまで福田、麻生両候補の間で演説会などが開催されてきましたが、その中で両者の政策に対する色合いの違いが見えてきています。

　私が注目したのは、福田氏が、年金制度の抜本改革について、基礎年金部分について全額税方式も議論の対象となりうるのとの考えを示したとの報道です。基礎年金部分の全額税方式はかねてから民主党が主張してきた案であり、つい最近経団連も同様の方法を検討すべきとの考えを、新たに示しています。

　国民年金の未納率の上昇、そしてそれになかなか有効な対策が打ち出せていない現状に鑑みると、基礎年金の全額税方式は十分合理性のある考えだと私は思います。

　これまで民主党が提唱してきた案について、与党から理解が示されることは私はよいことだと思います。与党と是々非々での議論を行っていくためにも、このような政策面での、これまでの経緯にとらわれない議論が必要だと思います。