佐賀から、有明海での漁業を生業とされている若手の皆さんが上京されました。
諫早湾干拓事業の潮受け堤防締め切りのあと、有明海はその力を失いました。それが有明海での漁業に深刻な影響を与えています。その現状を政府などに訴えるために来られたのです。
民主党の筒井信隆「次の内閣」農林水産大臣らとともに面会をさせていただき、いろいろなお話を聞かせていただきました。(写真)
有明海の再生のためには、現状政府が行っているようなその場しのぎ、付け焼刃の対策ではなく、中長期開門を行って潮の流れを、昔に少しでも近づけることが一番です。
ところが、それを与党、農水省は拒み続けています。40年という年月、2000億円を大きく超える事業費をつぎ込んで行ってきた干拓事業において、効果の上がっていない実情が明らかになることをおそれ、拒み続けているのです。
「行政は誤りを認めない」 まさにその最たる例となっている諫早湾干拓事業の潮受け堤防。この巨大なコンクリートのかたまりに、根気強く闘いを挑み続けていかなければなりません。
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