小沢代表の辞意表明問題について、党内議員の当選期別の会議が開催され、菅代表代行、鳩山幹事長から一連の経緯についての説明、そして今後どうするべきかについての議論が行われました。
党の役員会、常任幹事会は全会一致で小沢氏に代表職にとどまることを求めることを決めました。当選期別の会合でも全体として小沢氏に引き続き代表にとどまって頑張るよう求めることで一致。
これを受けて党幹部が小沢氏と再度議論を行ったところ、小沢氏から「恥をさらすようであるが、是非もう一度頑張りたい」ということであったということ。
民主党が国民の皆さんに期待されているところがあるとすると、「これまでの政治から変えて欲しい」という国民の皆さんの声の受け皿となる可能性がある、というその一点だと思います。それ以上でもそれ以下でもなく、この点は謙虚に受け止めるべきだと思います。「受け皿」たるためには、「安定感」が不可欠であり、党としたまとまるために全力を注ぐべきだと思います。
小沢氏に対して党をあげて留任を求めたその心の内は、党として最も結束してまとまれるのが小沢氏であったから、ということだったと思います。
今回の一連の問題がなぜ起こったか、どうしてこういうことになったのかは、国民の皆さんの眼からは非常にわかりづらく(私にもよくわかりません)、その点小沢氏は明日にでも国民の皆さんに対してしっかり説明をしていく責任があると思います。
それを行った上で、「党としてまとまっていこう」という意思決定を今回改めて行ったわけですから、今回のことが「雨降って地固まる」という結果につながることを期待したいと思います。そのために、またコツコツとした政策活動、地元活動に励まなければなりません。
コメント
コメント一覧 (3件)
もうそろそろ、民主党も、脱小沢、鳩山、管、岡田が必要なのでは?
これで、とりあえず「クラッシャー」と呼ばれるのは「延期」になりましたね。
小沢氏は「国民の生活第一」ともう考えられなくなったのかもしれません。
やっぱり「権力者第一」が一番ラクで面白くて楽しいですものね。
不思議です!
旧社会党出身議員から批判の声が上がらないなんて!
大串議員様、「人権擁護法案」の感想を是非お聞かせ下さい。