今週の国会に向けて上京する途中で、滋賀県にある大学にて学生の皆さんに講義を行いました。テーマは「IMF(国際通貨基金)について」。大学で教鞭をとっている旧友からかねてより依頼があって、それにお応えしたものです。
IMFは、その名前が有名なわりには、仕組みはかなりテクニカル。その仕組みについての話しを学生の皆さんは私の想像以上に熱心に聞いてくれて、またかなり高い問題意識からの質問もたくさんいただきました。私からは、「是非国際社会で日本を背負って活躍してください」と、常日頃からの私の持論を語って、期待を述べさせていただきました。皆さんの期待に応える講義になったでしょうか(写真)。
さて、国会では今日衆院テロ特別委員会において、給油新法について与党多数の中強行採決。明日本会議での採決を経て、参院に送られます。
一方、金融市場では、米国のいわゆるサブプライムローン問題に端を発した動揺が収まりません。グリーンスパン元米FRB議長は「サブプライムローンの問題は今後さらに影響が拡がる」と述べていましたが、確かに問題は収束する気配を見せません。世界経済全体に対する悪影響が強く懸念されます。
国会も、市場も緊迫感が高まっています。
コメント
コメント一覧 (1件)
法律的な問題があるものもあるでしょうが、世界での日本の立場が向上する事は予算が許す範囲で行うのには賛成です。
法律ありきだと思いますが、現状と日本に期待される行動を考えての自衛隊派遣も論議が進むといいと思います。