佐賀県知事らをはじめ、県議団、県庁幹部と、県選出国会議員との懇談会が開催されました。(写真)
奇しくもその今日、有明海においては、諫早湾干拓事業の完工式典が開会されました。40年も前の計画に沿って、2500億円の血税を投じ、減反政策が続くこの今日に700ヘクタールもの農地を作り出す農業公共事業。有明海に大きな打撃を与えました。
今日、有明海においては、漁業者の皆さんの抗議行動も行われています。
与党・政府、農水省は、諫早湾事業は本日をもって完成、完了した、と言って、この問題を過去のものとしていこうとするのでしょう。しかし有明海における漁業の苦しみはいまだに目の前の問題ですし、今年生じた記録的な赤潮の問題などが絶えません。
12月の長崎地裁での公金差し止め請求訴訟の行方をはじめ、この問題は今も続く問題なのだということを、これからも訴え続けていかなければなりません。
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