今日、参議院財政金融委員会において、与党が抗議する中、額賀財務大臣と守屋前防衛事務次官の証人喚問が決定されました。
守屋氏が先般の証人喚問において「額賀氏が宮崎氏との宴席に同席した」と証言する一方、額賀氏は「していない」と、発言は食い違っていました。どちらが虚偽の発言をしているのか注目される中、守屋氏の逮捕は近いと言われ、そうなるともう一度守屋氏に質す機会は失われるという状況下です。
防衛省予算にからむ闇は大変深いものと思われます。その闇を晴らしていくためにも、両者の発言の食い違いは、その立場の重さから見ても看過できないものがありました。
そのような考えに立って、今回の証人喚問決定となったわけです。
先日参院財金委で民主党の辻議員が、その会合に参加した人からの聞き取りとして、配席の状況にまで触れて、額賀氏の出席があったとの立場から質問を行いました。
このことが、「永田メール事件」の二の舞にならないかということを書く報道もあります。
そのことも承知した上で、党として、証人喚問を強行採決してでも行う必要があるという判断に立ったわけです。
これは非常に重い判断です。会期末が迫り、政局がキナ臭く動く中でのこの判断。12月3日の証人喚問はある意味、政治の流れにとって極めて大きな意味を持つものとなる可能性があります。
コメント
コメント一覧 (1件)
同席した2人が食い違う発言をしているのならば、どちらかが虚偽発言をしてるのは、確実でしょうね…
守屋さんは、もう後が無いどころか、落下中のような感じですので、最後の大物以外は全部暴露しそうな勢いですね。
なんというか、大人の世界の薄汚れた部分が見えてるような気がします。
報道は、気になさらずに胸を張って「正しい」と思える事をしてください。