竹崎地区は、有明海沿いで佐賀の最南端。昔から漁業でさかえ、活気のある地区でしたが、諫早湾干拓の潮受け堤防が締め切られて以降は、タイラギをはじめ、地元の漁業が振るわなくなり、非常に厳しい状況にあります。
このために、若い人たちに漁業をつがせることができず、多くの若い人たちは地区を離れたところに仕事に出ていっています。
昔は多くの屈強の若者たちによってにぎわった祭りですが、今は「若い人が減ったね」と残念がる声も多く聞かれました。
永田町では「地方重視」との掛け声はよく聞こえてきますが、竹崎の例ひとつをとっても、地方を厳しい状態においているのは、政府ではないか、政府による「歴史的失敗」と言われた諫早湾干拓事業のためではないか、そう思えてきてなりません。
お祭りの前の集いの席で、地域の方々から託された「中長期開門を」という願いが実現できるように、本当に頑張らなければなりません。
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