久々に党首討論が国会において行われました。(写真:議場内での撮影は禁止されているので、テレビ画像の写真で勘弁ください)
小沢代表は、「道路特定財源の一般財源化という福田総理の提案は自民党内の正式な手続きを経たものなのか」と質問することから切り出しました。
それに対して、福田総理は、「その前に一言」と前置きして、日銀総裁人事問題についてなぜ渡辺副総裁案はダメなのか、どういう理由なのか、と逆質問。さらに、道路特定財源の問題についても、暫定税率をいつまで下げ続けるつもりなのか、とこれまた逆質問。
このような福田総理に対する質問に対して、小沢代表が答えるという、通常の党首討論とは全く逆向きの討論となりました。
一連のやりとりを見ていたマスコミの方々は、福田総理がかなり追い込まれているが故に、感情を表に出して発言せざるを得なかった、という印象を持ったと言っていましたが、私はある意味、今日の党首討論は、両党首・代表の、真の意見交換ではなかったかと思います。
福田総理も、異例な形でしたが、逆質問をするという形で、現在の政権運営の困難について苦しい心情を吐露しました。それに対して小沢代表も、最初こそ「体調を崩しているから」とおとなしめのスタートでしたが、次第にボルテージがあがってきて、「国の仕組みそのものを根本から変えるんだ」と、日ごろからの思いを語気強く述べ立てました。
両者が感情をぶつけあいながらの党首討論。おそらく両者とも予定通り述べようと思ったことを述べることはできなかったと思いますが、見ている国民にとっては、両者の胸のうちがそれなりに見えた議論だったのではないかと思いました。
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党首討論
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%9A%E9%A6%96%E8%A8%8E%E8%AB%96
クエスチョンタイム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0
|-`).。oO( しかし当事者の一人じゃなく、他人事みたいな論評ですねぇ… )
党首じゃねぇし