佐賀で、女性グループのみなさんに、「政府開発援助(ODA)」についてという内容で、講演をさせていただきました。
草の根でカンボジアへの支援を行ってこられた佐賀のみなさんと、女性グループのみなさんが一緒になって、さらに草の根からカンボジアの女性問題について何か貢献ができないかと、検討を続けていらっしゃいます。
その手助けになればということで、政府開発援助とは何かということをお話しさせていただいたわけです。
日本のこれまでの政府開発援助は、途上国への開発資金の貸付という形態が主でした。これが途上国の貧困削減にはつながらなかったという反省から、現在は世界の潮流とともに、無償資金支援(返済のいらない資金の提供)に重点が移りつつあります。
その流れの中で、無償支援を支える主体として、NGO、NPOのみなさんのさらなる活躍が期待されており、日本においても途上国の現場で支援を支えることのできるNGO、NPOが今後も羽ばたいていくことが望まれます。
この女性グループのみなさんの意欲も、そのような流れの中で、大変重要なものであるということをお話しさせていただきました。
かねてから予定されていたこのスケジュールを終えて、また明日は諫早湾干拓問題に戻ります。東京からも次々に情勢の連絡が入ってきています。控訴断念を勝ち取ることができるよう、最後の最後まで頑張ります。
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