農林水産大臣に、また「政治とカネ」の問題です。太田農水大臣が、2006年までの2年間、秘書の自宅を事務所として登録しながら、多額の事務所費を計上していたという問題です。
事の詳細が明らかでなく、かつ太田氏自身、今週中に詳細を公表するとしているので、現時点であれやこれやと言うべきではありません。ただし、大臣という立場にある者として、公表する際には外部から見て納得のいく説明をして欲しいと思います。
国会でこの問題が焦点となるのではないかと言われていますが、衆議院農水委員会で本来議論するべき問題は、政策課題です。特に今国会においては、諫早湾干拓事業問題も含め、食の安全の問題や、食料自給率向上の対策など重要課題が目白押しです。
委員会での議論が農水大臣の「政治とカネ」の問題や「消費者がやかましい」発言問題などに終始するのは、本来の姿ではありません。
その意味でもしっかりした説明が望まれます。
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