自民党総裁選の動きが毎日報道で流れてきます。
当初は各候補の政策の違いなどについて報道がなされていたのですが、ここ何日かはどちらかというと、対民主党、対小沢のアピールみたいな感があります。各候補がそれぞれ違った分野から「民主党が政権をとったらこんなに問題だ」といったようなことを述べられています。
しかも、立会演説会では真ん中に麻生氏を置いて、その両側にその他の候補が並びます。麻生氏は自分が総理になったときには、他の総裁候補者を入閣させることも示唆していますから、さながら5候補による顔見世は、麻生内閣の顔見世みたいな感じ。総裁選そのものというよりも、来る衆院選を強く意識してのアピールであることは明らかです。
なるほど、これが自民党の広報戦略。少し前に、町村官房長官が、「民主党にもう少し知恵があれば、小沢氏の無投票再選ではなく、代表選をやっていただろうに」という趣旨のことを言っていましたが、町村氏が「知恵」と言っていたのは、まさに今の自民党総裁選で実行されている「知恵」のことなのでしょう。
しかし、このような広報・宣伝のための「知恵」が、国民のための政治の本質なのでしょうか。私には疑問です。
コメント
コメント一覧 (2件)
自民党は解散総選挙を加速させているようです
民主党も自民党を舐めてかからず『何が何でも政権交代をする』と頑張って下さい 郵政選挙では負けすぎたため 相当苦労するはずですよ
山本一太氏がこんな事いってますhttp://ichita.blog.so-net.ne.jp/_pages/user/m/article?name=2008-09-19&stq=session%3A%3Asonet_blog%3A%3A085a4b9e1e46001db996168aca2710ff