小泉元総理の、麻生総理に対する批判の発言で、政局は大揺れです。
この小泉発言に対して、郵政選挙のときのように自民党内対立にばかり国民の眼がいって民主党側が埋没してしまわないかという声があるという報道がありました。
その記事を見て、私はふと菅直人代表代行のことを思い出しました。もちろん菅さんがそのような埋没懸念をもっているかどうかは私にはわかりませんが。
かつて予算委員会や行政改革特別委員会などで、菅さんなどといっしょに当時の小泉総理への論戦を挑んでいた頃。菅さんからは繰り返し、「小泉総理は、こちらの議論の土俵で答えず、はぐらかして、自分の土俵で延々と答弁する天才だから気をつけなければいかん」と、何度も何度も私たちに指導をしてくれていたことを思い出したのです。
私が、小泉総理に質疑を挑んでなかなか核心をつく答弁を得られないことがあって、その際も菅さんは「かわされないように、もっと本質をズバッと質問しなきゃだめだ」と真顔でアドバイスしてくれたものです。
予算委員会などで、我が党のきっての論客、攻め手として歴代総理と何度も議論を戦わせてきた菅さん。私が見る限り、その菅さんをもってしても小泉元総理は、なかなかの難敵だったのでしょう。菅さんが警戒心を高める姿が目に浮かびます。
ただし、小泉元総理のそのような国会での力は、とりもなおさず当時の小泉氏の支持率の高さに起因するものだったと私は思っています。その意味からすると、今地方の現場を歩いていると、小泉さんが行った改革が、全てにおいて正しかったわけではないんだという認識がかなりしっかり広がっています。したがって、今回の小泉発言も大きなインパクトを持つものの、「激震」のひとつにとどまるのではないかと私は見ています。どうなるでしょうか。それでも菅さんが警戒する姿がやっぱり目に浮かびはします。
コメント
コメント一覧 (2件)
今ニコニコ動画で大人気の動画です。
菅直人2009年2月4日衆議院予算委員会でのひとコマ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6077498
のべ14万人ものアクセスで、非常に興味深い内容になってます。
まあ…菅直人氏と言えば、ズバッと質問したつもりがブーメランで自爆して、お遍路に行っちゃった人ですからねえ。厚相時のカイワレ食いパフォーマンスといい、やることにケレン味が強すぎて、今イチ信用する気になれません。
ケレン味では小泉氏も相当なものですが、菅氏のそれほど見え見えでないところが賢しい。同じパフォーマンス系政治家として、菅氏にとっては目障りでしょうね。
菅氏の方が善人だろうとは思いますが。