みなさんと一緒に「春のつどい」を是非、開催したい。そういう思いで、私の事務所、後援会のみなさんとともに冬から企画を続けてきた「春のつどい」。今日、「ミスター年金」でおなじみの長妻昭さんを迎えて、小城市、鹿島市の二ヶ所で開催することができました。
あいかわらず、年金問題や税金のムダづかいなどを質していく鋭さはすごい長妻さんです。テレビではなく、本物の長妻さんの話しに、来場してくださったみなさんも、「来てよかった」と言ってくださいました。
長妻さんの話しの中で、私自身「ええーっ」と思ったのは、彼が今日の話しの中で示したひとつの新聞記事。
「福田総理は、(天下りの)渡り人事を廃止することを決定しました」という趣旨の、日経新聞1面の記事でした。
「『福田総理』ですから、去年の記事と思われるでしょ。実はこれ、あの福田(康夫)総理のお父さんの、福田(赳夫)総理の頃の記事なんです」と長妻さん。
何と32年前の記事だそうです。32年前からずっと「天下りはやめます」と政府与党は言い続けて、これまでやめられなかった。構造的な問題がそこに浮かび上がります。会場のみなさんも、驚かれたようでした。
今日は、北朝鮮からミサイルが発射されるという情報の中で、何となく会場のみなさんからも緊張感の漂う雰囲気での会でした。しかし今日は結局発射されず。
常々このブログにも書いてきましたが、対北朝鮮政策に強く影響を与えるのは、米国の態度です。米国が本当に日本の方を向いて北朝鮮問題に取り組むか否か。北朝鮮はそこを見ているはずです。
米国がそのような真摯な態度で取り組むような状況を作るためには、米国にとっての日本の重要さを十分認識させなければなりません。地政学的側面、経済の側面などなど多面から。それはあくまでも外交の巧拙がものを言います。それが真の日米同盟の意味だと私は考えています。
コメント
コメント一覧 (7件)
北朝鮮ミサイルについて、民主党の声明の中に「毅然とした対応を」とありました。しかし民主党の言う毅然とした対応とは何なのでしょう。国連至上主義の小沢流では、今政府がやっている以上の対応は出来ません。
短期的に北朝鮮に対する最も有効な抗議は朝鮮総連への締めつけです。一歩進めて非合法化まで実現すれば、パチンコマネー及び最先端電子技術の流出を、かなり食い止めることが出来るでしょう。しかしこういう強硬策は、白議員を筆頭に民団という在日集団を身内に抱える民主党には期待薄です。
長期的な対応とはアメリカを動かし、中国を牽制することですが、その為の策は以前麻生総理が提唱した「自由と繁栄の弧」に帰結すると思います。まずインドとの関係は良好に保たねばなりません。アメリカの核の傘があてにならなければ、日本が入るべきもう一つの傘は現時点ではインド以外あり得ません。だから以前小沢氏がやらかした、インド高官との会見ドタキャンなどは、絶対にやってはいけないことなのです。そして市場規模面で米中両国に対等にモノを言う為には、ASEAN諸国との連携が欠かせません。今のEUとまでいかなくても、かつてのEECくらいには緊密な経済共同体を作れれば、米中、EUへの発言力は大幅に上がるでしょう。これは東南アジアの理論的リーダー、マハティール氏が存命なうちにASEAN諸国と摺り合わせを行い、カタチを作っておきたいところです。
…と、これくらいの戦略をやるぞと、非公式にでも良いから民主党にも言って欲しいものですね。日本の為に、政権与党でないからこそ言える主張もあるはずです。
大串議員のお話は、小沢代表の秘書の不祥事に対するお詫びから始められ、麻生首相、中川氏をはじめとする自民党議員の批判をされていました。って、その位しか記憶にないです。(^_^;)すみません。
次に演台に上がられたのはゲストの長妻議員です。
長妻議員も小沢代表の秘書の不祥事に対するお詫びから始められ、報道ステーションのコメンテーターで長妻氏が一番信頼する政治評論家(名前失念)の本を引用されて、大串議員の人となりを賞賛されていました。次に、国民の関心が高い年金の話を、朝日新聞の記事をひきあいに、25年ルールや、他の先進諸国の比較して遅れた年金制度といったシステム批判、118万人の無年金者問題(日本人には1円の給付も無いのに自治体の判断による在日朝鮮、韓国人に支給されている福祉給付金の批判をしろよって思いました)、消えた年金問題でしたね。それと、社会保険庁職員の無責任さ、怠慢さ、を批判する内容でお話されていました。(監督責任は与党に有っても、実行犯は怠慢な職員だろうよ!)
その他、みのもんた氏の話や32年前の日経新聞の記事を引用しての官僚の天下り問題(昔から、天下りを制限するとした与党の政策は有効性がなく、現在も続いているので、管理能力0だから政権交代が必要)、省庁の予算の無駄遣い話を「手練手管」の言葉を多用して如何に汚く予算を食い物にしているかと(財務省の中身を知っている大串議員に任せれば予算の無駄が省ける、だから政権交代が必要)与党批判に終始されていました。川崎のぼる氏も出席されていましたので、多分、お話があったでしょうが、用があったので長妻氏の話が終わった時点で退席しました。
話を聞いた感想としては、「報道ステーション」「朝日新聞」「みのもんた」の言葉が出た時、マスコミの偏向報道を上手く利用してお話されているなと、ある意味、感心しました。新聞や、テレビなどの既成のメディアからの情報だけで物事を判断した場合、長妻議員のお話を聞いて何の疑問も浮かばないでしょうね。天下りに関してですが、天下り先の機関に関して使われるお金12兆円の予算全部が悪いとは言えないがとしながら、民主党が政権を取れば、12兆円のお金が節約できると、矛盾した話をされていました。(ココ、曖昧) スタッフと思しき方が、ビデオ撮影されていましたので、動画サイトに投稿していただければ幸いですが。
外郭団体への再就職が全て悪いとは言えないと思っていますので(今の時点で、外郭団体の有用無用の検証をしていないので判断の難しいところですが、優秀な人材の再活用は、良いことだと思っています。もちろん、退職金や給与については規制を付ける条件で)?の感じで聞いていました。天下りの渡り禁止に関しては同意できました。以上です。
追伸
日本メディア調査会・第1回テレビアンケート結果。面白い結果が出ていますのでご参照下さい。http://www.freejapan.info/
「Yahoo!みんなの政治」の議案の評価に対する支持で、自分の評価の書き込みに関し、評価総数216件で支持率78%を頂いています。ここでも、多少過激な内容で書き込んでいますが、公明党や民主党の出す議案に対して疑問を持っている国民が8割近くいらっしゃる事に安堵感を得ました。http://seiji.yahoo.co.jp/gian/
一千万人移民計画様
レポ拝見いたしました。ありがとうございます。民主党の講演会ですから民主党に有利なネタに偏るのは仕方のないところだと思いますが、観衆の方にそれを踏まえて聞くだけの分別が要求されるものですね。
一千万様レポお疲れさまです!
なかなかお話会には行けないのでありがたいです。
鳥肌氏の時局講演会にも行ってみたいと思っております。
佐賀ですら行けておりませんが・・