最近リタイアされた、歯科の先生の話。「肉眼で1ミリの10分の1が見えなくなったからリタイアしました」と。
先生いわく、歯を治療する際に1ミリの10分の1のレベルで作業するのは当然、手先の感覚であれば1ミリの100分の1のレベルの作業なんだそうです。
すごいなという、率直な感想でした。さすが長年のプロの技術であれば、そこまでの高みに達するということです。ひるがえって、私たち政治や政策の世界で生きる者が、長年この世界で仕事をしたとして、まわりの人たちから「あんな能力が身についてすごいな」と思ってもらえるようなものが何かあるのかな・・・・・・考えさせられました。