少し前に、このブログに、中央では与党になっても、地域ではまだまだ野党ですから頑張らなければ、ということを書いたと思います。
最近、地元での地方選挙が数多くある中で思ったことですが、本当に地方ではまだ野党だなと。
例えば首長選挙。推薦候補を擁立して頑張っています。その中で、いろいろな組織、団体の皆さんにもお願いに行きます。そこではどういうことになるかというと、「推薦願い状をお持ちしました。よろしくお願いします」と言うと、一瞬「うっ」という顔つきが表れて、凍ったような雰囲気が流れます。その雰囲気は私たちが野党であったときに、推薦願い状を持って行った時そのもの。中には、すでに相手候補に対して推薦状を出しているところも多々あります。
今は与党であるにもかかわらず、こんな雰囲気ですから、首長選挙となると、まさに「野党」という感じで戦うことになります。総決起大会に参加してくださっている方々の顔を見ていると、組織での動員は皆無。すべてひとりひとりの声掛けで来てくださった皆さんだと思います。
私はこれでいいんだと思います。常に、国民・住民の皆さんと直接つながっている。ここに民主党の姿があると思っています。